【登場人物紹介】幽鬼/反町友樹『死亡遊戯で飯を食う』
『 死亡遊戯で飯を食う』 最新刊
プレイヤーネーム:幽鬼《ユウキ》
『死亡遊戯で飯を食う』に登場する”プレイヤー”の一人「幽鬼」について紹介します。

史上最悪のゲーム<キャンドルウッズ>の生き残り。
紫がかったストレートのロングヘアを持つ美少女。
・基本情報
初登場時点でゲーム参加回数28回のベテランプレイヤー。
<キャンドルウッズ>で生き残った際に本名が”反町友樹”であることが明かされる。プレイヤーネームの幽鬼は漢字こそ異なるが読み方は本名である友樹と同じ。
本名/プレイヤーネーム | 反町友樹/幽鬼 |
年齢 | 17歳 |
職業 | 学生(夜間学校)/プレイヤー |
ゲーム参加回数 | 28回 |
ゲーム参加目的 | ゲームで99連勝すること |
特技 | トラップを見抜く/近接格闘 |
苦手 | 知識のいるタイプのゲーム |
プレイヤーネーム通り”幽霊みたいな見た目のベテランプレイヤー”として知られている。
ゲーム参加9回目で史上最悪のゲーム<キャンドルウッズ>に参加し、過去最大級の参加者330人の中わずか3人の生存者のうちの一人。その際に、師匠として慕っていた「白士」を失っている(はずだったのだが…)。
当時は運営からも”平凡なプレイヤーの範疇”と評されていたが、現在では「三十の壁」に迫るベテランプレイヤーの一角でその腕前は他のプレイヤーたちにも知られるまでになっている。

・ゲーム参加動機
普通の社会に適応することができずにフラフラと生きていたところ、スカウトされ、当初は明確な動機もなく”なんとなくの雰囲気で”ゲームに参加していたが、回数を重ねるにつれ、心の底にあった”本気になれるものが欲しい”という願望が掘り起こされていった。
本人曰く、人間は得意なことで勝負したいもので、自分にとってはそれがこの殺人ゲームだったのだとのことで”最初はなんとなくで始めたんだけど 今ではちゃんと自分の生き方に誇りを持ってやってるんだ”と発言している。
さらに、<キャンドルウッズ>で師匠である白士を失ってからは、明確な目標として白士が目標としていた”99連勝”を掲げている。

<キャンドルウッズ>を生き延びて以降、白士の「後継者」としての自覚も芽生え、彼女の教えに則って参加したゲームの記録をきちんと取るなど99連勝に向けてゲームに真剣に取り組んでいくこととなる。
また、”プレイヤーとして生きていく”ことを決意し、それまでの自堕落な生活(過去に参加したゲームの衣装8着中2着をカビを生やすほど)を徹底的に見直した上で、”かちかち山がどういう話かさえ知らない 99回のゲームに生還できる確率の計算すらできない奴が一流のプレイヤーになれるわけがない”と知識を得るために定時制の学校にも通い始めた。
プレイヤーとして
持って生まれた”センス”と、30回に迫るゲーム参加から得た経験値を武器とする天才型のプレイヤー。師匠であり95連勝中の一流プレイヤーでもある白士からも”三十ごときでつまづくような器ではない”と高く評価されている。

高い状況把握・分析力に加え、ゲーム全体を見通し、ゲーム内に散りばめられたヒントからルールを”最後まで”把握する洞察力を併せ持っている。度々「女の勘」も発揮している。
さらに危機的な状況に陥っても無闇矢鱈と動揺しない冷静さとルールを完全に把握した上で最終的に自分の利となるよう立ち回る狡猾さも備えている。
関連の深いキャラクター
“白士”/白津川真実
現プレイヤー中ぶっちぎで1位の95連勝の無敗記録を持つ一流プレイヤーであり、幽鬼の師匠。<キャンドルウッズ>で死亡したはずだが…。
“御城”
<スクラップビル>で幽鬼と共闘することになったプレイヤー。非常にプライドが高く、格下扱いされた上に命を救われたことで、以降幽鬼に異常な執着を見せ、彼女を倒すことだけを目的にゲームをプレイし続ける。幽鬼も御城の”ある行動”に特別な感情を呼び起こされており…。
“伽羅”
<キャンドルウッズ>の惨劇を引き起こした張本人にして白士を殺した人物。ある意味、幽鬼が殺人ゲームに真剣に取り組むきっかけとなった人物。
“藍里”
史上最悪のゲーム<キャンドルウッズ>を生き延びた生存者三人のうちの一人。その後の登場はまだないが…
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