『性食鬼』Orgasm 178「愛と葛藤」感想
『性食鬼』Orgasm 178「愛と葛藤」感想です。
『性食鬼』Orgasm 178「愛と葛藤」は『ヤングチャンピオン烈』2025 No.8に収録されています。
ついにエロス体育祭が開催されましたね。
洗脳能力のあるぬいぐるみまで動員してテレビの全てのチャンネルをジャックして放送とはまたとんでもない規模で開催したもんだけれど、それ以上にすごいのが、放送している映像全てがどんな方法をもってしても録画できないようにしていることですね。
録画できないということは、記録に残ってしまうのは校長たちからすると嬉しくはないということ。しかし、そうなるとわざわざ放送する理由はなんなんだろうか。エロス体育祭開催自体の意味は”宇宙の女王を決める”ということで間違いないのだろうけれど、わざわざ一般人たちにその一部始終を公開するにも何かしら思惑があるんだろうなぁ。

さて、相変わらずエロいコスチュームのゆみる(ギアラ)からエロス体育祭のルール説明がありました。とりあえず、これだけ大規模にとり行っているエロス体育祭ですが、その真の目的は”女王の資格”をめぐる”特待生クラスの高幡美咲とZクラスの野川いずみの対決”ということですが、意外と他の一般生徒たちにとっても意味を持つとのこと。
大会は男女混合の紅白戦で、チーム分けは事前のテストで決められているます。
そして、個人個人が競技ごとに成績に応じたポイントを得て、その最終的な合計ポイントの高いチームが勝利。競技は全てペア参加になり、ポイントはペアの 競技ポイントは1位が50ポイント、2位が30ポイント、3位以下は一律10ポイントで、これら以外に減点及びボーナスポイントが存在します。
ここまでは、それほどおかしなところもありませんが、さすがはエロス体育祭です。ここから、減点、ボーナスの条件が斜め上を行きます。
というのも、この体育祭、男子生徒は競技中は”常時勃起”が想定されています。”エロス”の祭典なわけだから、まあそれは納得かな。
で、競技は全てペア参加になりますが、競技中に男子生徒側がボッキしていなければ、1秒につき1ポイント減点となるのだと。そして、逆に競技中にペアの男子生徒を射精させれば女子生徒はボーナスとして100ポイント手に入るということです。もちろん、女子生徒側にはいくつか制約はあります。

そして、射精したらその瞬間に、その男子生徒は一発退場で獲得ポイントも全没収とのこと。これはなかなかややこしいルールですね。
女子生徒の個人ポイントという点からすれば男子生徒を射精させればさせるほど…だけれど(実際、ほとんどの女子生徒はその方向で考えている様子)、競技ポイントからすると100ポイントの加点はさほど大きくはない。たとえば100ポイント以上持っている男子の場合、その男子の獲得ポイントは全て没収ということなので、女子生徒の個人ポイントは+100となっても、チームとしての合計ポイントからするとマイナスとなります。最終的に勝利したチームは個人のポイントが倍になるということなので、チームとしての勝利も重要なわけで…果たして。
ちなみに、最終獲得ポイントを基準に、今後のクラス分けが決まるのだとか。それと、女子側にも減点に伴うルールがありますが、まあ、それはいいか。とりあえず、今後のサービス展開に期待が持てそうな、ルールでした。
さて、導入&説明パートということで、ここ数話ほどあまりエロくない(そうは言ってもゆみるがそれなりに魅せていますが)展開が続きますが、ついに次回から競技開始しそう。エロス体育祭、一体どこまでエロくなるのか…。