【登場人物紹介】八雷神「壌竜」 |『 魔都精兵のスレイブ』まとめ

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八雷神「壌竜」

『魔都精兵のスレイブ』に登場するキャラクター八雷神の一柱「壌竜」についてその能力と共に紹介します。

八雷神 壌竜

八雷神の一柱。

見た目こそ迫力があるが、無口で八雷神の中でも特に優しく、穏やかな性質を持っている。仲間(兄弟姉妹)への愛情も特に深く、妹神である空折が魔防隊に滅された際は、共に過ごした時間を思い出して一人涙するなどその情の深さを垣間見せる。また、武人然とした気質を持ち、戦いの場で敵対する相手には容赦ないが、人間に対しても慈悲の心を持ち、和倉優希を魔都へ攫った際には、空折ら神を体内に宿す優希だけでなく、ついでに連れ去られた朱々のことも回復させている。そのため、仲間内では甘いと揶揄されることも。

蜂雷神の中では三女か四女。壌竜は紫黒と鳴姫をともに呼び捨てで呼ぶが、鳴姫は紫黒のことは”紫黒姉”と呼び、壌竜のことは呼び捨てかつ接し方も遠慮がないので、紫黒が次女、壌竜が三女、鳴姫が四女という可能性が高い。

紫黒とペアで行動することが多いが、ここに雷煉が加わることもある。鳴姫に関しては八雷神の中でも特に気のおけない仲であるように取れる場面が描かれている。

日本神話の神産における八雷神(やくさいかづちのかみ)の一柱で”雷が地上に戻る姿”を顕しているとされる土雷神がモデルであると思われる。壌竜の”壌”は土壌の”壌”である。

外見は褐色の肌に逆立つ金色の長髪を持つ長身の美女だが、頭部と腰にそれぞれ龍を思わせる角と硬質の翼がある。公式設定で身長168cmとされているが、165cmの紫黒と並んで描かれる際は頭ひとつ以上大きく描かれる他、魔防隊総組長山城恋からも名称不明のため“巨体”と言われている。

ほとんど服の体をなしていない露出度の高い服装も相まって、抜群のスタイルを誇る『魔都精兵のスレイブ』の女性キャラクターの中でも一際目を引く圧倒的なスタイルと鍛え抜かれた肉体美を持つ。やや筋肉質に引き締まった肉体には最低限 胸の先と局部を布(?)面積の胸当てと褌のような下穿きに、膝から先、膝から下を被う籠手と脛当て、さらに首当てのみを纏っている(いわゆるビキニアーマーのような姿)。ちなみにこれらの装具は全て翼と同質と思われる素材でできている。

・壌竜の能力

「大地」にまつわる力を操る。また頑強で鍛え抜かれた肉体を誇り、その見た目通り肉弾戦を得意とする。その頑強さははるか上空から雷鳴をまとって急降下してきた鳴姫の一撃を身一つで受け止めるほど。

上記の通り、戦闘時は己の肉体を使った肉弾戦を好み、接近戦を得意とする。無窮の鎖”殺牙”の次元攻撃を素手で掴んで壊したり、純粋な殴打一撃で殺牙の体を撃ち抜いて、その肉体の半分ほどを吹き飛ばしたりと、 大地の力も岩石を身に纏うなど主に自らの肉体を強化する形で使用している。また、踏み込み一つで大地のエネルギーが吹き上がる強力な衝撃波を起こすこともできる。

加えて、大地の力には戦闘に特化した能力のみではなく、癒しを与える力もあり、その力で対象を回復させることもできる。必ずしも必要あるのかは不明だが、優希を回復させた際は裸になって抱くことで回復させていた。同じく回復を受けた朱々も裸だったことから、お互いに裸の方が触れる肌の面積が多くなり大地の力を伝えやすいということかもしれないが、優希を抱いていたのは彼から感じる空折らの存在を強く感じたいがためだった可能性もある。

現在明らかになっている主だった技は以下の通り。

・地殻龍拳

周囲の岩石などを右腕に集約し放つ拳。

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