【登場人物紹介】八雷神「若雲」 |『 魔都精兵のスレイブ』まとめ
『 魔都精兵のスレイブ』 最新刊
八雷神「若雲」
『魔都精兵のスレイブ』に登場するキャラクター八雷神の一柱「若雲」についてその能力と共に紹介します。
・八雷神 若雲

八雷神の中で最後に生まれた末っ子。
研究者気質で実験を好み、前線に出ることはあまりない。八雷神の中でも、比較的感情的な方で、魔防隊への苛立ちや怒りなど負の感情を露わにすることも少なくない。同じく研究者気質の紫黒とは話も合うようで、特に和倉優希を魔都に連れ去って以降は二人でつるんでいる場面が多く描かれている。
外見は八雷神の中でも最も異形であり、雷煉をも凌ぐ巨躯に無機質なパワードスーツのヘルメットような顔を持ち、そこに感情に合わせた目と口だけ表情が禍々しく炎のように浮き出る。ちなみに、後にこれが実際に戦闘、実験用のスーツであることが明かされ、スーツに隠されていた真の姿も明らかになる。
日本神話の神産みにおける”雷の後での清々しい地上の姿”を顕すとされる若雷神がモデルであると考えられるが、その性質は”清々しい地上の姿”という印象からは遠く隔たったどす黒いものである。
一人称は”我輩”で、誰に対してでも常に丁寧語で喋る。真の姿はそばかすのあるタレ目の少女で、禍々しい渦巻きの模様の入った神をツインテールに結んでいる。無邪気そうに見えるが、ややヤンデレのような雰囲気もあり、嗜好もやや歪んでいるように取れる発言などもみられる。紫黒と並んで、少し爬虫類感もある外見。

人間のことは完全に下位の存在であると考えているようで、あくまで実験のサンプルとしか見なしていないように取れる言動も多い。生まれてすぐに神奉者たちを使って行った”神の制裁”実験や、それをさらに改良した大規模な呪いの開発など、人間を使っての実験も好んで行っている。
そのためか、人間をいたぶることに何の躊躇もなく、加虐性ものぞかせる。

・若雲の能力
呪術や呪詛に特化した能力を持つ。壌竜曰く、呪いは他の八雷神には作ることができないらしい。
呪具を使って大規模な呪いを作ることもあるが、対象に爪を突き立てるだけで呪詛を組むことも可能。呪いというものの性質上、相手の体の大小にかかわらず効果を及ぼす。

現在明らかになっている主だった技は以下の通り。
特になし