【登場人物紹介】八雷神「大極」 |『 魔都精兵のスレイブ』まとめ

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八雷神「大極」

『魔都精兵のスレイブ』に登場するキャラクター八雷神の一柱「大極」についてその能力と共に紹介します。

八雷神 大極

自らを”神”と称し圧倒的な力を持つ八雷神の長であり、長女。

八雷神の中でも圧倒的な実力を備えており、実際に戦った魔防隊隊長格からの方向によると非常に多彩な能力を操る。一番組組長多々良 木乃実は、全ての八雷神の特性を併せ持っていると推測している。”人では勝てない戦えば必ず死ぬ”と言われる存在。現時点では、まだ真の実力を見せていないが、魔防隊総組長山城恋と伯仲するほどの実力だとされている。*八雷神 壌竜は大極の方が、魔防隊一番組組長多々良 木乃実は山城恋の方が強いと主張している。

現世へ降臨した際は、単独で魔防隊組長格二人(一番組組長多々良 木乃実と二番組組長 上運天 美羅)を容易く蹂躙し、援軍として現れた組長 羽前 京香を含む七番組の面々、および六番組組長 出雲 天花を相手取ってもまだ余裕を見せていた。

日本神話における八雷神(やくさいかづちのかみ)のうち、伊奘冉の頭から生まれた大雷神がモデルだと思われる。ちなみに、大雷神は”強烈な雷の威力”を顕す神だとされている。

八雷神の中でも頭ひとつ抜けた圧倒的な実力を持つが、現在はとある理由で動けず社にいる”イザナギ”の側についており、作戦の立案や前線での指揮は紫黒に任せている。

性格は厳格で神にふさわしい荘厳さと威厳を備えているが、八雷神の仲間へは時折思いやりを見せることもあり、普段は慈愛すら感じさせるほどの穏やかな一面も持っている。また和倉 優希を魔都に南京していた際は、熱心に神々に奉仕するに優希に優しい表情を見せる場面もあった。ちなみに、辛口の神酒が好き。

・大極の能力

「雷」にまつわる力を自在に操る。指先一つで天候すら操り、雷雲を生み出して落雷を引き起こすことさえ可能な能力を持つ。他の八雷神たちの能力の全ての特性を操ることができ、文字通り”雷にまつわる全ての特性”を持っていると推測される。

例えば、「雷」と「炎」の火種を混ぜ合わせることで業火を生み出して美羅の分身を焼き払ったり(炎は雷煉の特性)、紫黒の空間転移/空間干渉と同様の能力を使用している。さらに、大極の攻撃を受けた美羅はその攻撃の特性に空折の技との類似を感じている。

天叢雲剣に似た諸刃の大剣を二本携えており、それらを主に武器として扱う。また、身につけている領巾(羽衣?)を収束することで弓となし、遠距離からも弓矢での攻撃も可能。武器を扱いはするが、生身の身体能力が低いわけではなく、左拳の一撃で美羅を殴り飛ばしたり、踏み込み一つで衝撃波を生み出し(これは壌竜の技と同じ)、スレイブ状態の優希を無力化した。

さらに、大極は醜鬼とは異なる独自の”眷属”を持ち、彼らを召喚使役する。これら眷属は雷の特性を持ち、醜鬼よりも圧倒的に高い戦闘能力を持つことから、魔防隊には”雷型醜鬼”と呼ばれている。

また、眷属とは異なるが、自らの頭髪から鮫など様々な生き物を生み出せる。これは紫黒の髪の蛇に近い能力だと思われる。

現在明らかになっている主だった技は以下の通り。

・雷刃ノ裁

双剣から繰り出される斬撃。一瞬で避ける隙間もないほどの数多の斬撃が数メートル先まで飛ばされる。魔防隊でも随一の拳法使いである 木乃実の腕を切り落とした。

・雷刃ノ燦

空間ごと切断する斬撃。

・大雷弓

身につけた領巾を弓として使い、雷の矢を放つ攻撃。放たれた矢はその軌道の途中で幾重にも分かれ、数え切れない程の夜の雨を降らせる。さらにそのひとつ一つが一撃で美羅の分身を打ち消す力を持つ。

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