【漫画感想】161 神の寵愛 | 『魔都精兵のスレイブ』感想
『魔都精兵のスレイブ』第161話 神の寵愛 の感想です。
理由は不明ながら、優希は八雷神たちから信じられないほどの寵愛を受けています。
特に嫉妬深そうな(八雷神の陰湿担当?)紫黒と若雲のペアの搾取(もはや逆にご奉仕状態ですが…)はなかなかに執拗かつ、恐ろしいですね。冗談めかして優希をいじめていましたが、どこまで本気なのか…まだまだ掴めません。
それにしても、日本の神は性におおらかな傾向があるとはいえ、特に紫黒と若雲のペアは一人間に対してちょっと行き過ぎな気も…。策士でもあり八雷神の参謀的な役割まで担う切れ者のはずの紫黒ですが、彼女には何か他の思惑があるのでしょうか。

もちろん彼女たちだけでなく、優希の中にいる空折も重要な情報である”母”のことを漏らしてしまうほどに、骨抜き状態になっています。個人的にはいまだに優希のハーレム主人公としての惹き、というかカリスマ性的なものがよくわからないので、一体何がそうさせているのか、なんだかただただ主人公に都合のいい方向に話が進んでいっているような感じも否めません。
何かしら神々すらも執着せざるを得ない説得力のある何かが優希の中にあるならもう少し話も入ってきやすいんだろうけどな…。一応、神を取り込んでいるあたりが、優希の特異性、特別性を示唆しているのでしょうが、なぜ神を取り込めるのかももう長い間謎のままですしね。神を取り込んだこと自体があまり深刻(いい意味でも悪い意味でも)な変化を引き起こしていないし…。
とりあえず、優希への関わり方とか、魔防隊に普通に渡り合われているところとか、八雷神の神としての神性があまり感じられなくなってきますよね。もはやこれ、神である意味あるのかな…という感じかな、今のところ。まあ、エロがメインの作品とするとあまり深刻な展開を求めるのもおかしいんだろうけど。
で、可哀想なことに、あまりに厳しい神への奉仕を強要され続けている優希は、睡眠時に無意識に朱々の体を性的に弄るようになってしまったのですと…(笑) まあ、もはや突っ込んだら負けなのか…。

で、それはさておき、それほどに厳しい神への奉仕を続けているにもかかわらず、優希の体調はこれ以上ないほど良く、むしろ力がみなぎっているとのこと。そして、そのあまりに漲る力に優希は以前は不完全だった京香不在でのスレイブへの変身ができるのではないかと、いう考えに至ります。…と言うことはそろそろ脱走かな。
ただ、捕まっている間の優希の動きで、なんとなく八雷神とも戦いにくくなりましたよね。どうなるんでしょう。それに、八雷神がわにも優希を連れ去った思惑があったはず。優希に取り込まれた八雷神の現状ついて知るというのはすでに達成しているとはいえ、その後あまりにのんびりしています。魔防隊との戦いも想定されているはずなので、優希を軟禁しているには相応の意図があると考えられますが…。
そもそも、仮に優希が京香不在で変身できたとしても、魔防隊でも特別に強いというわけではない朱々と二人で八雷神たちを出し抜けるとは思えません。警戒が緩んでいるというのも、普通に考えればこんな簡単に緩むわけがないし、八雷神が意図的に警戒が緩んでいるという印象を優希たちに与えているようにも思えます。
とりあえず、次の展開としては優希の脱走は失敗するも、そのタイミングで魔防隊が突入してきて乱戦開始という感じでしょうか。
そういえば、優希の力が漲っていると言うのは、やはり神たちへの奉仕の結果なのかな。奉仕中に同時に”神の寵愛”を受け、それで…ということなのかな。