漫画感想】第179話「つづら殿襲撃10(前編)」|『つぐもも』感想

『つぐもも』第179話「つづら殿襲撃10(前編)」感想です。

『つぐもも』第179話「つづら殿襲撃10(前編)」は『漫画アクション』2025年9/16号に掲載されています。

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織小花央姫と女鹿淵めぐみの一対一の対決に決着がつきました。

無限とも言える財源を以てのめぐみの”浄財”の力をも全て戦闘技術を持って圧倒していた央姫でしたが、一瞬の隙をついためぐみの起死回生の一手が炸裂します。

めぐみが忍ばせていた”暗器”の正体は央姫の”髪”の能力とは相性が最悪で、致命的な弱点である”剃刀”です。

ちなみに、この弱点には九殿武闘会の際にもつかれています。当時は身代わり人形があったからこそことなきを得ましたが、今回は生身の実戦。しかも、現在 央姫は髪も霊力もつきかけたギリギリの状態です。

ところで、央姫の教え子でありながらも九殿武闘会で敵対し、傀儡帯の使用までしてしまった四百伊織との九殿武闘会後のやりとりも描かれます。

どうやら彼女の離反は単なる”反抗期”だったそうです。央姫は教え子たちに甘すぎるので、”央姫は褒めるだけ、甘やかすだけで自分は子供扱いされている”といつの間にか央姫の愛情を素直に捉えられなくなって試そうとしたのだとか…。

そういうことなので、どうやら九殿武闘会後もつづら殿の内部は気まずくなることもそれほどなくうまくいっているようですね。

そして、甘すぎる央姫先生の代わりに、少しばかり厳しい言葉をかける央菜。まあ、央菜も央菜で大概甘やかしていますけどね。

さて、この際、央姫は伊織から”剃刀”についての対策するように指摘されています。央菜は”どの口でいうのか…”とあしらっていますが、この提言が絶体絶命の央姫の運命をどう動かすのか…。

残念ながら央姫のこの先の結末はすでに何話も前に”死亡”という形で描かれています。果たして、これがミスリーディングなのか、本当に央姫は死んでしまうのか…。第179話では、すでに書いたように央姫とめぐみの対決に決着がつきます。央姫がどうなったのかは、是非『漫画アクション』9/16号でどうぞ。

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